2000年8月18日(金)

離散家族の再開が話題になっている韓国で38度線のツアーに参加する。
バス2台約90人のほとんどが日本人
ガイドさんも日本語が堪能で、詳しく説明をしていただいた。

ちょっとその様子を紹介


 
最近人気のツアーとのこと。事前予約が必要です。 そのときに、パスポート番号がいります。(ご注意を)
参加費60000ウォン(6000円)VISAカードを使うと5%割引でした。(昼食付き)
服装などに注意を(Tシャツ・ジーパン・サンダルなどはだめです。  





戦闘車先導され、非武装地帯のセンターに
 
 8時30分、ソウルから約60Kmの離れた板門店に向けて出発
 途中で国連軍によるパスポートチェックを受ける。
 その後、軍が用意したバスに乗り換え、非武装地帯へと進んでいった。
 サンダルの姫は、念のため、靴を借りて履きかえる。
 先導車は、戦闘車である。日本ではなかなかお目にかかれない。
センターでスライドを見る
 38度線の説明をスライドを見ながら聞く。旨に見学者のプレートをつける。
 確かに警備は厳しく、写真撮影もままならない。
南北の会議場見学
 
 写真の左側薄いブルーの建物が会議場である。
 この中にも南北の境界線があり、真ん中のテーブルのマイクとコードで区切られている。
 室内の両端に同時通訳室が設けられている。
 ここにいる警備兵は微動たりともせず、直立不動の姿勢であった。大変であろうと・・・・。
 建物と建物の間の境界線は、コンクリートで明示されている。
 南の施設は非常にきれいであり、整備されている。
南から北を望む
 
 写真は、北川の監視棟である。24時間南側の動きを監視している。
 国境近くから北側を望む
 
  写真1
  写真2
  写真3
  写真4
  写真5
  写真6

 北緯38度を境にして、南北2Kmが非武装地帯である。ここに至までには、戦車用障害壁やスピードを出さないための障害物など道路にも戦闘を想定した措置がなされている。
 この地帯にも水田があり、韓国の人たちが耕作に携わっている。朝鮮戦争以前から住んでいる人々がそれにあたるが、兵役の義務や納税の義務が免除されている。約500名ぐらいが生活しており、小学校が1校ある。中学になると、隣村まで通うことになる。
 境界線近くの山では、地下トンネルがいつくも発見されており、やはり緊張感地帯であった。